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欧州の温泉

日本の温泉が入浴本位で発展したのに対して、欧州の温泉は飲用を主に、日光浴や空気浴を加えた保養地として発達してきました。

ヨーロッパでもかつては入浴が主でしたが、火山帯が少ないため湯量が少なく、泉温が低かったので、温泉地は発展しませんでした。一方、ヨーロッパでは飲用水の質が悪かったので、入浴客の一部は温泉水を飲用していたそう。これに目を付けて温泉を瓶詰めにして売り出したところ評判となり、以後は”温泉は飲むもの”となりました。
現在でも、鉱泉水を飲んだり、決められた時間だけ湯につかって、シャワーを浴びながらマッサージを受けたりすることは医療行為として認められています。

欧州の主な温泉地としては、温泉大国ドイツのバーデン・バーデン、英語のbathの語源となり、世界遺産にも登録されているイギリスの バース、チェコのカルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)、ハンガリーのブダペスト、英語のspaの語源となったベルギーのスパなどが有名です。



    温泉町として知られるバースやカールスバードなどは保養地としても発展して、温泉病院や老後施設なども完備されています。温泉による保養という点では日本と同じですが、入浴用の温泉はなく、代わりに飲泉場が設けられています。

    一方で、バーデンバーデンやスパなどのように、入浴用として形成された温泉地もありますが、いずれも日本の温泉のように、浸かるという概念はありません。ドイツのバーデンバーデンは温泉としてより、リゾート地として発展しました。また温泉は、共同浴場が設けられていて、日本のように裸で入浴するという習慣はなく、水着を着用します。そのために、男湯や女湯と隔てず、日本の温水プールのように温泉に親しむ場所となっています。
    また、国際的な温泉地のベルギーのスパは療養向けに発展した温泉地です。

    また、ハンガリーでは古代ローマ時代から公衆浴場が建設されて、2000年近くに渡る温泉文化を持っていて、ブダペストはチェスができる混浴のセーチェーニ温泉などの温泉が100箇所以上あます。また、温水湖であるヘーヴィーズ湖というのもあります。

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