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温泉番付
温泉番付とは、温泉地を大相撲の番付に見立てて格付けしたもののことです。
現在でも人気温泉ランキングなどの格付けがありますよね。
温泉番付が初めて作られたのは、江戸時代の寛政年間といわれています。当時、歌舞伎役者の人気を相撲の番付風に格付けした、見立て番付が流行していました。同じようなものが様々なジャンルに対して作成され、温泉番付もその中の1つとして作成されました。
その番付は効能の高さを元にランク付けされているものです。
また、番付の東西は、大相撲の番付の考え方と異なっていて、単に東日本の温泉は東に、西日本の温泉は西に番付されています。ただし、幕内下位の西日本の欄には東日本の温泉が一部入っています。
温泉番付は江戸、大坂など、町人文化が発達したところで町人によって作成されて、その後各地の温泉地でも作成されました。
この時代の番付の特徴としては、
●作成された場所により、温泉地の番付に変化がある
●誤字脱字、該当温泉地が不明のものがある
やはり、近くの温泉や自分の温泉地をひいきにしたりすることが多かったり、当時は街道は発達していたが町人が自由に旅行することは難しく、他の旅行者の評判や既存の温泉番付を参考にして番付に反映させていました。その結果、人伝えに情報が伝えられるうちに誤字脱字や、該当不明の温泉地が発生して、それがそのまま掲載されてしまいました。
作成された場所によって温泉番付の中身の変化はありましたが、どの番付でも大関(当時最高位)は草津温泉と有馬温泉、勧進元は湯の峰温泉でした。
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